【Android】SpannableStringBuilderでの一部文字色変更について
TextViewでテキストの一部分の文字色だけを変更しようと思い、調べていたのだけれど、TextAppearanceSpanのサンプル例ばかり出てくる。
確かにアンダーラインや文字のスタイル(Bold)などを指定する場合はstyle用の
XMLを用意するのが筋かもしれないが、ただ色を変えるだけならばちょっと大掛かりすぎるように思える。
また、色のカラーコードをXML外で管理している場合もこれまた億劫だ。
色々調べていくうちに、解決策としてForegroundColorSpanとを使えば良いということが分かった。
単純にコンストラクタに色情報のIntegerを渡すだけで良い。
※ textViewはXMLのレイアウトにR.id.text_viewとしてあらかじめ用意されているものとする
// 〜前段処理〜 TextView textView = findViewById(R.id.text_view); String message = "message"; int spanColor = Color.RED; SpannableStringBuilder spannableStringBuilder = new SpannableStringBuilder(message); spannableStringBuilder.setSpan(new ForegroundColorSpan(spanColor), 0, 1, 0); textView.setText(spannableStringBuilder.subSequence(0, spannableStringBuilder.length())); // 〜後続処理〜
サンプル(Kotlin):
※ textViewはXMLのレイアウトにR.id.text_viewとしてあらかじめ用意されているものとする
// 〜前段処理〜 val textView: TextView = findViewById(R.id.text_view) val message: String = "message" val spanColor: Int = Color.RED SpannableStringBuilder(message).let { it.setSpan(ForegroundColorSpan(spanColor), 0, 1, 0) textView.text = it.subSequence(0, it.length) } // 〜後続処理〜
これで、messageの出力が先頭の「m」だけ赤くなる。
結果:
【JavaScript】Infinityの判定について
JavaScriptでは0除算を行うと結果がInfinityになります。
基本的には他の言語と同様に0除算自体を回避すべきだと思うんですが、Infinityでないことをチェックするには以下のメソッドを使います。
Number.isFinite(128); // true Number.isFinite(128 / 0); // false Number.isFinite(Infinity); // false
ただしNumber.isFinite()は以下の様にnumber以外の変数についてはfalseを返すので注意が必要です。
Number.isFinite(null); // false Number.isFinite([]); // false Number.isFinite(new Object()); // false
何が言いたいかというと、Infinityであるということを判定したい場合はNumber.isFinite()を使うのではなく以下の様にするのが正解っぽいです。
Math.abs(1 / 0) === Infinity; // true Math.abs(-1 / 0) === Infinity; // true
何故Math.abs()を使用しているかというと、InfinityにはNumber.POSITIVE_INFINITYとNumber.NEGATIVE_INFINITYの2種類あるからです。
数学でいうところの「正の無限大」と「負の無限大」ですね。
この2つを明確に区別したい場合は以下の様にします。
1 / 0 === Number.POSITIVE_INFINITY; // true -1 / 0 === Number.NEGATIVE_INFINITY; // true