JavaScriptでは0除算を行うと結果がInfinityになります。
基本的には他の言語と同様に0除算自体を回避すべきだと思うんですが、Infinityでないことをチェックするには以下のメソッドを使います。
Number.isFinite(128); // true Number.isFinite(128 / 0); // false Number.isFinite(Infinity); // false
ただしNumber.isFinite()は以下の様にnumber以外の変数についてはfalseを返すので注意が必要です。
Number.isFinite(null); // false Number.isFinite([]); // false Number.isFinite(new Object()); // false
何が言いたいかというと、Infinityであるということを判定したい場合はNumber.isFinite()を使うのではなく以下の様にするのが正解っぽいです。
Math.abs(1 / 0) === Infinity; // true Math.abs(-1 / 0) === Infinity; // true
何故Math.abs()を使用しているかというと、InfinityにはNumber.POSITIVE_INFINITYとNumber.NEGATIVE_INFINITYの2種類あるからです。
数学でいうところの「正の無限大」と「負の無限大」ですね。
この2つを明確に区別したい場合は以下の様にします。
1 / 0 === Number.POSITIVE_INFINITY; // true -1 / 0 === Number.NEGATIVE_INFINITY; // true